大根は簡単に栽培出来て、量も多くてお得です。
特に亀戸大根はおいしいです!
大根おろし、おでん、味噌汁、サラダなど、どうやって食べてもおいしいので、自家野菜の必需品です。
※種や資材の購入用のリンクは、ページ下部にあります。

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秋の大根と白菜の種蒔きは殆ど同時なんだ。
白菜作りも忘れずにね。
おでん大根レシピ

大根と言えばおでん。
おでんと言えば大根!
おでん大根は最高です。

ひゃ~~!うまそうで御座る!

おいしいよ!
自作大根は繊維が細くてすごくおいしいんだ。
おでん大根は下拵えが全て
おでんの主役と言えば大根、味の染みこんだ大根は最高です。
このおでん大根、下ごしらえがとても大事。
しっかり下ごしらえしておけば、しっかりシミシミのおでん大根になります。
下ごしらえ以外は、かなり適当で大丈夫。
おでん大根の下ごしらえ
※亀戸大根が細い場合は、無理に輪切りにせずに5cm程で切って皮を剥いてください。
繊維が細いので煮過ぎにも注意してください。
- 包丁で3cm幅に切り → 厚めに皮を剥き → 面取りします。
皮は厚く剥いてください、味が入りやすくなります。
市販大根を使う場合は、隠し包丁も入れます。 - 少しのお米と一緒に弱火で炊きます。
もし米のとぎ汁があれば使ってください。
竹串が通るようになれば完成です。 - 水にさらして冷やします。
一度冷やすことで更に味が入りやすくなります。

市販大根ならこの程度の面取りですが、自作大根の場合は、柔らかく崩れやすいので多めに面取りします。
以上で下ごしらえが終わりました。
他のおでん種と一緒に煮込んでください。
余計な小細工はせず、じっくり時間をかけて煮込んでください。
もうおいしい「おでん大根」は完成したようなものですね!
※市販の大根を使う場合は、繊維が固いので「長目に煮る」「隠し包丁を入れる」などします。
自作大根の場合は、逆に柔らかくしすぎないように気を付けます。
※電子レンジや冷凍庫を使って、細胞を壊して無理に味を染みこませるのは邪道です。
歯応えが悪くなります。
野菜を切るときは必ず切れる包丁を使ってください。
切れない包丁だと切り口がザサザラになり、味の入り方が荒くなります。
また食べたときの舌触りも悪いです。
大根の育て方
播種時期:4~10月 使用品種:亀戸大根、耐病総太、練馬大根、和歌山大根 畝高:標準 畝幅:50cm(一列植え) ※岩手県中部に於ける、ここ10年ほどの実績に基づいています。 大根は4月から10月にかけて作ってます。 タクアンやニシン漬け用の大根の種蒔きは8/10近辺(白菜と同時)です。 メインは春から作り始める短い品種の亀戸大根です。 この亀戸大根の間引きが最高・・・うまい! 間引き、完成品、どちらも香りが独特で、葉っぱが特に美味いです。 毎月のように種を蒔いてます(完成させるのは少しで、殆ど間引きで食べちゃいます)。 味噌汁、おでん、ふろふき大根、塩漬け、ぬか漬け、炒め物など、どれも良いです。

亀戸大根も結構大きくなります。
普通サイズの大根は秋に一回だけ作る漬物用でして、割とどうでも良いというか、亀戸大根に比べたら、どれも味に大差のない普通の大根です。 今年は和歌山大根を作ってますが、去年は耐病総太、その前は練馬大根でした。

和歌山大根。
ちょいずんぐり形。

タクアンとニシン漬け用です。
少し乾いてきました。
購入リンク


種蒔きから収穫まで
大根は種さえ蒔けば食べられるんで、「育て方」とか特に無いです。 大根で金を稼ぐとなれば話は別でしょうが、家族が食う分を作る上では「種を蒔いてほっといて、間引きを食って、残ってでかくなったのも食う」だけです。 ってことなんで、そこらの空いた畑をちょい畝立てして種を蒔くだけ(肥料も不要)。 商品として売るような大根を作るわけじゃないんで、二股になろうが、肌が荒れてようが、短くても良いし、細くても太くてもOK・・・となればなんも気遣い不要。 こんなに気遣いせずに作れるのに、量も採れるしうまいんだからお得です。
栽培の記録
2022

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