ミニトマトなので初心者でも簡単に栽培できます。
味が濃いので生食でも調理してもドライトマトにしてもおいしいです。
「調理用トマトの傑作」と言われており、普通のトマトの何倍もの栄養があります。




料理に使うと凄くおいしいトマトを育ててるんだ。

普通のトマトと違うので御座るか?

うん、味が濃いから料理に使うと旨いんだ。
ドライトマトもおいしいよ。
栄養豊富なミニトマト
とにかく栄養豊富で、普通のトマトに比べてリコピン8倍やらグルタミン酸が3倍とか、コラーゲンの主成分が6倍とか言われてます。
生で食べては水気の少ない味の濃いトマトという感じですが、調理用トマトの傑作と言われるだけに、料理に使うと更においしくなります。
オリーブオイルで炒めて塩で食べるだけで既においしいですから、煮込み系の料理にはとても合います。
またドライトマトもおいしいです。

軽く干した半生のドライトマトをピザに使うのも味が濃くておいしいです。
栽培方法
トマト栽培なので畑には苦土石灰を多めに入れ(足りないと尻腐れ症が出る)、風通しの良いところで育てます。
マルチはしてもしなくても構いませんが、マルチすると少し多めに収穫出来ます(マルチ無しでも問題が出るわけではない)。
このトマトは栄養豊富で大量に実が付くので、追肥で木の勢いを維持しながら実を採るようにします。
「そこそこ採れれば十分」と言うことなら、追肥もマルチも不要です。
最近は苗を市販してるので、購入して育てることをおすすめします。
種から始める場合は、3月の初旬に苗作りを始めてください(岩手中部の場合)。
種まきしてから定植(5月初旬)できるまでに二ヶ月ほどかかります。

5/1
少しヒョロッとしてます。
シシリアンルージュの苗は細めのものが多いようです。
茎を太らせたいので、水を切った状態で半月ほど養生してから定植してください。
定植~
一般的にトマトは、生育適温が20℃以上で、さっぱりとした涼しさを好みます。
また昼夜の温度差が大きいとよく育ちます(原産地は南米のアンデス高原と言われてます)。

陽当たりと風の通りの良い場所に植える。

ここでは種苗店で購入した苗を使っています。
良い苗を入手できたら、翌年以降も同じ店から購入すれば間違いありません。

5/18
地這い系トマトではないので、支柱に沿わせて育てる。
シシリアンルージュ以外の品種も植えてます。
生育
定植して収穫開始まで2カ月以上かかるので、収穫は8月以降になります。

6/25
実が付いてます。
苗を大きくしないように、茎が太くなるように肥料を減らして育てます(ガッシリするように育てる)。
そろそろ追肥です。

6/30
急激に大きくなります。
この時期の追肥は難しい。
実ではなく上の方の葉の具合を見て追肥します。
勢いが無ければ少し追肥して下さい。
追肥する場所は葉の先端辺りです(通路またはマルチに穴を空けても構いません)。

7/14
順調。
実が3段から4段付いた。
そろそろ再度の追肥の時期。
勢いがあれば不要(おいしいトマトを採りたいので、なるべく少ない肥料でギリギリに育てて下さい)。
この写真程度に育っていれば、追肥は不要です。
収穫
8月初旬。
定植から2ヶ月ほどすると収穫が始まります。
どの品種も一斉に収穫です。

8/4
順調。
間もなく収穫。

こちらは同時期に定植した桃太郎。
トマトは定植から2ヶ月ほどで収穫が始まる。

こちらは同時期に定植したアイコ。
どの品種も同時期に収穫を迎えます。
右下の小さい苗は、脇芽を土に挿して置いたアイコで、上手くタイミングが合えば収穫まで行くこともあります。

この実は生で食べてもおいしいです。
一気に収穫する場合、完熟した実は生食用とし、色の薄い実は調理向きとすると良いようです。

購入リンク


コメント