ゴボウの育て方|味噌漬けやサラダで

ゴボウの味噌漬けが大好きなので、”マジメ”にゴボウから自作しています。
ちょっと甘めに漬けるのが好みです。

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栽培

使うゴボウは、長さの短いタイプです。
これを若採りして、山ゴボウのような味噌漬けにします。

※前は山ゴボウ(モリアザミ)を作っていたのですが、畑を占拠するので普通のゴボウにしました。
 普通のゴボウですが、味も香りもとても良いです。
うまいごぼう種  黒田五寸の種

種です。
ごく一般的な種ですが、とてもおいしい味噌漬けができます。
右側の黒田五寸も同時期に播種しています。

使う畑

特に難しい事も無く、そこらの空いてる畑を使ってください。
堆肥をメインにして(これはどの野菜でも同じ)、苦土石灰は多め(畑のpHによる)です。
初期生育を早めたいのなら、化成肥料も混ぜて下さい。
特に急ぐ必要が無いのなら化成肥料は不要です。 ← 肥料は少ないほどおいしい野菜になります。鉄則。

※「畑の石は綺麗に取り除く」などと書かれていますが、気にしなくて平気です。
 少しぐらい曲がろうが割れようが、味や香りに変わりありません。
 どうしても真っ直ぐなゴボウを作りたい・・・頑張って下さい(^^;
牛糞堆肥  苦土石灰

気持ち高畝にしてやります。
ゴボウもニンジンも短いタイプなので、あまり気にしなくて平気です。

又割れしても曲がっても味に変わりなし。

種蒔き

※ゴボウは気温に気を使って下さい(よかとん畑は岩手県中部です)。

5月の中旬以降(6月なら安全)に種蒔きします。
発芽の適温が20℃以上なので、春先に急いで蒔くと発芽しません。
ただでさえ発芽するまでに時間がかかるので、十分に暖かくなってから蒔くのがコツです。
とにかく発芽しないと話にならないんで。

発芽は気温(地温)の影響がでかいので、自分の住んでいる地域の気温を気象庁で調べておきます。気象庁
寒くても簡単に発芽する野菜(キャベツや白菜など)は、気温のことをあまり気にする必要は無いのですが、ゴボウは気遣いが必要です。
その代わり発芽しちゃえば、あとはもういつも通りの適当栽培でOK。

※7月下旬の播種では11月に完成しますが、土寄せすると越冬することができます。
 冬中の野菜になり便利です。

能書きに一応目を通して下さい。

種を蒔いて一週間後。
一週間もかかるんです!

60日後。
手前はニンジンで、奥がゴボウです。

収穫

間引かずにわざと細く育てます。
そして大きくなる前に収穫し始めます。

30cm程度でも手で引き抜くのは大変です。
スコップで掘り返してやらないと抜けないです。
葉ゴボウ料理をするのなら、葉っぱも持って来ます。

ちょっと育ちすぎました。
味噌漬けには細い方が柔らかいです。

畑で抜いてる最中から、もの凄いゴボウの香りがします。
流しに入れると台所中がゴボウの香り。
自作ゴボウは良い香りですよ。

味噌漬け

洗って干して、いよいよ味噌漬け開始。
一遍に大量に漬けると味噌味が入りすぎるので、ゴボウを畑に残しながら、何度かに分けて時間差で漬けます。
このやり方だと中心部に新鮮さが残るので、香りが強くおいしいです。

洗い終わったところ。
タワシでこするのは禁止です(皮を大事にします)。
布でこすって洗って下さい。

少しぐらい土が残っていても気にしない。自分ちの畑の土だし(^^;

干して水気を飛ばします。
それでも味噌に漬けると水分が沢山出ます。

少量なのでジップロックが便利です。
色々な味を作っていますが、砂糖多めが好みです。
シロ出汁や味醂を入れたり、鰹節を混ぜるのもおいしいです。
勿論、味噌も白ご飯に載せて食べちゃいます。

畑にゴボウがある限り作れるのでお試しください。
ゴボウは長く畑に置いても平気です。
ただ置きすぎるとスが入ります。
でも周りは普通においしいので(中心部は固いので捨てる)、自家菜園では気にする必要はないです。
やっぱり売り物を作るのと違って、自作で自食は気楽で良いですね。
若いうちから採り始め、畑に長く置いて、チビチビと長く楽しんでください。

<ご注意>
自作ゴボウは煮ると直ぐ柔らかくなるので、煮すぎに注意です。
また繊維質も凄いので、食べ過ぎにもご注意下さい。
この辺は買ったゴボウとは大違いなので注意してください。

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