ワラビを栽培してみませんか。
畑の隅にでもあると、春先にニョキニョキ出てきて、とても楽しいです。
苗(根)の植え付けは初冬が最良です(早春でも大丈夫)。
山菜はなんと言っても「採って直ぐに処理する」のが一番大事です。
山まで行って採ってきても、家に持って帰るまでにアクが出てしまいます。
庭で作れば最高の山菜が食べられます。
作りましょう!
※種や資材の購入用のリンクは、ページ下部にあります。

あわせて読みたい


タラの木(芽) 栽培|剪定は?
春の山菜で一番ポピュラーな「タラの芽」。 これ、簡単に増やせます。 タラの芽を飽きるほど食べたいんで、栽培してます。 数年間にわたる記録ですが、タラの木栽培の参…
あわせて読みたい


コシアブラ栽培
春一番のフキノトウ、行者ニンニクに続いて、タラの芽とコシアブラが出ます。 我が家(岩手県中部)では、桜が咲くのとほぼ同時期に収穫しています。 ※2004/7~2009/5に…
興味があるところを読む
ワラビの育て方
ワラビを育てるには、場所がとても大事です。 とにかく日当たりの良い、フカフカした少し湿った場所に植え付けます。 一度植え付ければ、毎年出てきます・・・出過ぎて困るかも(^^;

こんな感じのふわふわした場所に植え付けます。
フキは日陰が好みです


フキノトウ(フキ栽培)
【毎年、春先の収穫です】 3月になればフキノトウの季節。 一度植えてしまえば、毎年、春先の収穫が約束された野菜です。 芽を出す前の雪の下に居る奴をほじくり出して…
苗の植え付け
植え付けはいつでも平気です。 できれば休眠中の初冬や早春が良いですが、気にしなくても平気で根付きます。 ワラビは苗を購入するか、近所の山で根っこを採ってきます。 採ってきた根を10cmほどの深さに植えて終わり。 「ワラビの育て方」と言っても、なにもすることがありません。こんだけです。 増えるまで数年は我慢します。 増えてきたら、生やしたい方向を耕してやります。 増えすぎて困るようなら、グリホサート系の除草剤を撒けば、一発で消えます。 もし葛が出てきたら、ワラビの葉が落ちるのを待って(冬の初め)、グリホサートをかけてやれば良いです(葛はワラビより遅くまで元気なので、葛だけを枯らすチャンスです)。ワラビ苗(4株)
春先の様子
春(5月の中旬)になると、そろそろ芽が出てきます。 この時期に雑に畑に入ると、枯れ葉の下に隠れている芽を踏んでしまうので、注意深く入って下さい。 上手く収穫してれば、夏近くまでずっと収穫できます。 全部は収穫せず、飛び飛びで収穫します。 また細いのは残し、大きな株に育てます。 これが来年の栄養を根に蓄えます。

アク抜き
ワラビはアク抜きが必要です。 アク抜きしないと、苦くてとても食べられません。 ここでは木灰を使っていますが、重曹でもアク抜きできるとのことです。 「採ったら直ぐにアク抜き」がおいしくする秘訣です。 採ってくる前に、お湯を沸かしておきます。 1分でも早く処理します。 ノロノロしてると、ワラビがぐにゃっとなり、食べたときの食感が悪くなります。 さっさと収穫、さっさとアク抜き・・・鉄則です。 なおアク抜きの間、陽が当たらないようにして下さい。 陽が当たると折角の緑色が茶色くなってしまいます・・・味や食感は変わりませんが、折角の綺麗な色なので。

お浸しも良いし、味噌汁もうまいです。
なんとラーメンにも合うんです!
保存
■手抜き作戦1 食べる分だけ採ってくるなら、保存のことを考える必要は有りません。 ところが採るのが面白くて、ついつい大量になってしまう(^^; アク抜きしたワラビを水と一緒にジップロックに入れ、冷蔵庫で保管します。 一週間は採れたてとなんら変わりありません(それ以上保存したことが無いので、どこまで持つか分かりません)。 干しワラビも良いです。 干しワラビは良い香りで、煮物などでおいしいです。 ※試しに塩漬けで保存したのですが、ドロドロしてしまって失敗でした。
コメント