ワラビ栽培

ワラビを栽培してみませんか。
畑の隅にでもあると、春先にニョキニョキ出てきて、とても楽しいです。
苗(根)の植え付けは初冬が最良です(早春でも大丈夫)。

山菜はなんと言っても「採って直ぐに処理する」のが一番大事です。
山まで行って採ってきても、家に持って帰るまでにアクが出てしまいます。
庭で作れば最高の山菜が食べられます。
作りましょう!
※種や資材の購入用のリンクは、ページ下部にあります。
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ワラビの育て方

ワラビを育てるには、場所がとても大事です。
とにかく日当たりの良い、フカフカした少し湿った場所に植え付けます。
一度植え付ければ、毎年出てきます・・・出過ぎて困るかも(^^;
こんな感じのふわふわした場所に植え付けます。

こんな感じのふわふわした場所に植え付けます。

苗の植え付け

植え付けはいつでも平気です。
できれば休眠中の初冬や早春が良いですが、気にしなくても平気で根付きます。

ワラビは苗を購入するか、近所の山で根っこを採ってきます。
採ってきた根を10cmほどの深さに植えて終わり。
「ワラビの育て方」と言っても、なにもすることがありません。こんだけです。

増えるまで数年は我慢します。
増えてきたら、生やしたい方向を耕してやります。

増えすぎて困るようなら、グリホサート系の除草剤を撒けば、一発で消えます。
もし葛が出てきたら、ワラビの葉が落ちるのを待って(冬の初め)、グリホサートをかけてやれば良いです(葛はワラビより遅くまで元気なので、葛だけを枯らすチャンスです)。
ワラビ苗(4株)  グリホサート1L 

 

11月に入れば、ワラビはこのように枯れますから、これを待って葛や笹を除草します。

春先の様子

春(5月の中旬)になると、そろそろ芽が出てきます。
この時期に雑に畑に入ると、枯れ葉の下に隠れている芽を踏んでしまうので、注意深く入って下さい。
上手く収穫してれば、夏近くまでずっと収穫できます。

全部は収穫せず、飛び飛びで収穫します。
また細いのは残し、大きな株に育てます。
これが来年の栄養を根に蓄えます。
枯れ葉の下の見えない所にも無数に生えるので、気を付けて歩いて下さい。

細いのは来年の為に残し、小指の太さ程度のだけを収穫します。
細いのは残してください(根に栄養を蓄えさせる)。

10m四方の畑から、10分ほどでこの程度採れます。

夏になると背丈ほどの高さになります。この葉っぱの状態の時に栄養を蓄えるので、必ず大きくさせて下さい。
肥料は要りません。

アク抜き

ワラビはアク抜きが必要です。
アク抜きしないと、苦くてとても食べられません。
ここでは木灰を使っていますが、重曹でもアク抜きできるとのことです。

「採ったら直ぐにアク抜き」がおいしくする秘訣です。
採ってくる前に、お湯を沸かしておきます。
1分でも早く処理します。
ノロノロしてると、ワラビがぐにゃっとなり、食べたときの食感が悪くなります。
さっさと収穫、さっさとアク抜き・・・鉄則です。

なおアク抜きの間、陽が当たらないようにして下さい。
陽が当たると折角の緑色が茶色くなってしまいます・・・味や食感は変わりませんが、折角の綺麗な色なので。

大きめのバットに並べ・・・

木灰をタップリ振りかけます。

熱湯を上から注ぎ、キッチンペーパーを載せて、このまま一晩放置します。
翌日に流水下に一晩おけば完成です。
陽に当てないように気を付けて下さい(上に板を載せるなど)。

お浸しも良いし、味噌汁もうまいです。
なんとラーメンにも合うんです!

保存

■手抜き作戦1
食べる分だけ採ってくるなら、保存のことを考える必要は有りません。
ところが採るのが面白くて、ついつい大量になってしまう(^^;

アク抜きしたワラビを水と一緒にジップロックに入れ、冷蔵庫で保管します。
一週間は採れたてとなんら変わりありません(それ以上保存したことが無いので、どこまで持つか分かりません)。

干しワラビも良いです。
干しワラビは良い香りで、煮物などでおいしいです。
※試しに塩漬けで保存したのですが、ドロドロしてしまって失敗でした。

木灰でアク抜きして、一晩流水にさらしたワラビをザルに広げて、天日で干します。

天日に当てると、直ぐに茶色くなってしまいます。更に3日ほど干すと真っ黒になり完成です。
調理の前に水で戻して使います。

購入リンク

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