ミョウガの育て方|お味噌汁や甘酢漬けに|辛くない茗荷です

日陰のミョウガは、アクが少なくて、とてもおいしいです。
庭の片隅や、家の裏手などの半日陰の場所で、育ててみて下さい。
市販品とは大違いの優しさで、ちっとも辛くないので子供も食べます。

ミョウガは根っこを植え付けますが、もし日向にミョウガが生えているなら、その根っこを50cmほど堀採って、半日陰の場所に植えてみて下さい。
それだけで辛みの無いおいしいミョウガになります。
生えてる場所でずいぶん味が変わります。
※種や資材の購入用のリンクは、ページ下部にあります。
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ミョウガの育て方

ミョウガは、結構人気があるので、植えてる方も多いと思います。
一度植え付ければ、後はなにもしなくても、毎年収穫出来るし、病気も虫の問題も出ないし、ほんと優等生です。

このミョウガですが、一番理想的な植え場所は、朝日だけが当たる木の下です。
色々な条件の場所に、何カ所も植えて得た結論です。
南に向かって落葉樹が覆い被さっているような場所があったら、そこがミョウガの理想の場所です。
田圃に囲まれた里山であれば、防風林の直ぐ前ってことになります。
折角植えるのだから、こんな理想の場所を探してみて下さい。

こんな雰囲気の場所に移植します。
覆い被さった枝の下(割と風通しの良い明るい所)に植えます。

根の植え付け

植え付け適期は、本当は早春ですが、実はいつでも平気です。
真冬の雪の中で植え付けたことはありませんが、それ以外の3~11月頃なら大丈夫です。

もし既にミョウガが生えているなら、根を堀採って、そのまま植え付けてしまいます。
購入した球根なら、あまり細かく切断せずに植えれば、早めに収穫が始まります。

植える深さは5cmぐらいです(浅くても深くても出てくるので、ざっとで大丈夫)。
根っこや球根を植え付ける植物は、かなり雑でもちゃんと育ちます。
植えたら水をやって、土を絞めて下さい。
乾燥地の場合は、上に落ち葉やワラを載せておくのが無難です。
つまり「なるべく木の下と同じ環境にする」と言うことです。

植え付けはこれだけで終わり。
後は収穫するだけです。

収穫

■手抜き作戦1
混んでても茎を間引く必要はありません(数年に一度は移植して増やしてください)。

早春(雪が消えた頃)に植え付けたのであれば、夏になるとミョウガが出てきますが、あまり急がずに、翌年の夏の収穫までほっとくのもありです。

おいしいのを食べるために、夏になったら、しょっちゅう見張ります。
茎の周りを手で触って、少しでも出てたら収穫します。
手を入れにくいようなら混みすぎなので、鋏で切って適度に間引いて下さい。

ニョキッと出てくるので捻って採ります。
花が咲いてからだと(白い花が中から出てきます)少しゴワゴワするので、早めに収穫した方がおいしいです。

良いタイミングで採れました。

花が咲いてしまった。これでも十分においしいです。特に根元の方の白い部分は、シャリシャリしてて旨い。

後処理はナシ

収穫が終わったら、もうなにもしなくて平気です。

倒れた茎は、ほっとけば自然に堆肥になるし、落ち葉が降ってくれば、それも堆肥になります。
肥料をやりたいならやればいいですけど、本当は要らないです。
急いで増やしたいとかが無いなら、なにもしないのが一番。自然に任せましょう。

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