
料理に使うサフラン(雌しべ)の栽培方法です。 一度植えればずっと残るので、毎年雌しべが採れます。 そんなに沢山使うものじゃないので、秋になったら収穫して干して、冷蔵庫の扉にでも入れておけば使いやすいです。
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球根を堀上げる
■手抜き作戦1 堀上げるのが面倒なら、秋になって花が咲いたら畑で雌しべを集めれば良いです。 実は私もそうしてます(^^; サフランが自生してるなら、葉が枯れた頃に堀上げて干しておきます。 球根を購入することもできます。 ※間違えてクロッカスを買わないように気を付けて下さい。 ここでは庭に自生してまして「自生するぐらいだから、ここに合ってるんだろう」と言う事で、数年かけて畑で増やしてきました。 目的はもちろんパエリア、そして魚のスープ(soup de poisson)。サフランの球根
発芽させる
干しておいた球根を花が咲くまで暗い場所に放置します。 この方式では、芽が出て、花が咲き、葉は最後に出てきます。
雌しべを収穫
■手抜き作戦2 鋏を持って畑に行き、雌しべを半分ほど切ってきます。 蕾は指で弾くと雌しべが出てきます。 9月の末頃になると、白い芽が出始めますが、そのまま暗い場所に置いておきます。 10月の中頃から花が咲き始めます。 時間差で咲くので、毎日のように雌しべを集めます。 花が開ききる前の雌しべの方が綺麗なので、早めに摘み取ります。 一ヶ月ぐらいは収穫できますが、そんなに沢山は要らないので、飽きたらほっときます(^^;
■手抜き作戦3 ティッシュに包んでコタツの中で乾燥させるのもあり。 集めた雌しべは下側1/3ほどを切り捨てます(赤い色の部分だけを使う)。 これを紙の上に広げて暗い場所で自然乾燥させます。

花を集めてお風呂に入れてみた。
特に香りもなく面白くない。
畑で冬越し
雌しべを集め終わった球根を畑に植えます。 肥料などは無くても十分に育ちますが、あげたければどうぞ。 翌年、同じように夏前に球根を堀上げ、室内で保管して雌しべを採る方が綺麗なものが採れますが、面倒なら畑に置いたままで収穫しても問題ありません。

11/18
花が終わったところ。
これで冬越しします。
増やし方
夏前の葉っぱが枯れた頃に何個か堀上げてみてください。 分球してるのがあれば、それをまた別の場所に植え付ければ、毎年どんどん増やせます。 まぁ50個もあれば使い切れないほど採れます。 ※新しく植え付けた球根は、花が咲くまでに2~3年かかります。

6/5
枯れ始めたので堀上げた。

1個が5~6個に増えます。
購入リンク
前は60個で3千円ほどでしたが、今は4千円近くしているようです。 なおオークションには偽物が出るのでやめた方が良いです。

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