粉山椒の作り方

庭に生えてる山椒の木から実を集めて「粉山椒」を作りました。
とても良い香りです。
ほんの少しの実で十分な量が採れますから、庭に生えてるようなら是非作ってみてください。
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山椒の木

山椒の木は木陰があると勝手に生えてきます。
山鳩や小鳥が来るので、きっとウ○チに種が混ざっていたんだと思います。
ここでは庭のあちこちに山椒の木が生えてますが、どれも木陰に生えてるので、山椒は間違いなく「木陰が好き」です。

ご自宅の庭のほんのちょっとした木陰や、北側の陽の当たらない目立たない場所を覗いてみてください。
もし小さい苗でもあれば大事にしてやれば、数年で実が付くかもです(山椒はオス・メスがあり、実の付くのはメスの木だけです)。

勝手に生えてきた山椒の木。
幹の直径は10cmほどです。
必ず木陰に生えます。

山椒の実(春)

春先に実を付け始めます。
この若い実を焼酎に漬けておいて料理に使う。
 → 春先のキャラブキとも良く合います。
少し大きくなったのを佃煮にするのもうまい。
 → 熱々白飯に抜群に合います。
※冷凍すると冷凍庫臭くて良くないです。

指先で潰れない程度に大きくなってきたら、もう硬いので秋まで放置。
そして9月になると山鳩が実を食べに来ます。

春の実。

山椒の実(秋)

秋になるとこうなります。
山鳩はこの種(黒いやつ)を食べに来ます。
人間は赤い皮を使います。

山鳩が食べる前に少しだけ分けて貰います。
これだけで一年分は十分にあります。

数日干すと、種と皮が分かれます。
この「皮」を集めます。

数日干しておくと、皮と種が分かれます。
手で選り分けて集め、更に干します。
カリカリになったら、湿気ないように瓶にでも入れておきます。

ほんの少量だけミルに入れてガリガリして振りかけますが、とにかく強烈なので、試しながらちょっとずつ使ってみてください(この写真ほどの量があると一年では使い切れません)。

サンマの塩焼きや、イワシ、サバ、味噌汁、炒め物、生姜焼き、肉料理全般、意外なところでは白菜の塩漬けなんかにも合います。
山椒の木を見付けたら、是非作ってみてください。

しっかり乾いたら保管。
これを京セラのミルで挽いて使います。

強烈なのでかけ過ぎないように注意です。
自作するとなんでも「強烈」になります。

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