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興味があるところを読む
リトマス紙が一番
野菜の栽培記事で土に挿すタイプのPH測定器が薦められてます。
Amazonでもベストセラー1位です。
でも購入前にこちらやこちら読んでから判断してください。
私もこの手の測定器を買いました(下に記事があります)。
全くの役立たずでした。
ADVANTECの試験紙でPP(pH3.4~6.4)、MR(pH6.4~7.0)、BTB(pH6.2~7.8)などを入手しました。 これでpH3.4~7.8まで測れるので畑には十分です。 pH4.5~9.0でも構わなければ唾液検査用の試験紙も使えます。 なお密閉して冷暗所に保存すれば、リトマス試験紙は半永久的に使えるとのことです(使用期限以降も使える)。
購入リンク
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以下は旧記事です
※2003/8から2022/10までの記事です。 畑のpHを測定するだけでも、結構あれこれありました。 結論:「pH測定なんてリトマス試験紙で良いじゃん」・・・はい、その通りでした。 でもこの結論に行き着くまでに3年の歳月と2万円の出費。 下の記事ではアタゴのDPH-1を使ってますが、今はDPH-2(上)が出てます。 Amazonで検索してたら安いのを発見(下)。もしセンサー部分が一年も使えるならこれで良いかも。
リンク
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例の安い測定器
畑のpH測定器として土に挿すタイプをよく売ってますよね。 値段も手頃だし私も買いました。 もろに「安物買いの銭失い」でした。 無調整ピートモス(pH4程度)を測ったらpH6・・・なにそれ? ビール(pH4程度)も測ってみました。ph6。ビールはpH4でしょ! ここまで来てちょっと思いついて、足の2本の金属棒を紙ヤスリで磨いてみました。土に挿したらなにやら変化が出てきました。 お!いけるかな?・・・ダメだぁ。 この手のpH計は「接点間の伝導度だか起電力でpHを調べる」と言うのが基本構造らしく、とすれば土に挿す電極部分の電気伝導度(ヤスリがけの有無)や土の圧縮度や水分や化学肥料の影響をもろに受けると思われる・・・つまり精度のばらつきが出ると言う事らしいです。 と言うことは、根本的に別の測定方法を選択すべきでしょう。

全くの役立たずでした。
今度は高級品
と言うことで本物のアタゴのpH計1.5万円を購入してみました。 DPH-1仕様 測定範囲 : -1.0 ~ 15.0pH 最小表示 : 0.1pH 測定精度 : ±0.1pH 測定温度 : 0 ~ 50℃ 自動温度補正 重 量 : 90g

こんな感じで正確そうです。
防水用パッキンが見える。
まずは性能チェックで、キッチンに有るものを測ってみました。 我が家の水は水道じゃなくて山の湧き水を引いたものですが、まずはこれから。 ・ 湧き水のpH7.1 次、ビール(アサヒスーパードライ)。 原液で測ってから2倍、4倍、8倍と水を足して薄めて測りました。 なお測定毎にpH表示が7.1になるまで水でじゃ~じゃ~洗った。 ・ ビールのpH 原液=3.9 2倍=4.1 4倍=4.4 8倍=5.1 日本酒(純米吟醸南部関)。 ・ お酒のpH 原液=4.3 2倍=4.3 4倍=4.5 8倍=5.3 水のpHが7.1なんて、いかにもそれらしくて嬉しくなります。 上記のように液体を薄めて測った結果から、4倍程度までなら濃度が下がってもそれほど値の変化は大きくない事が分かりました。 それから測っていて気が付いたこととして、液体が濃いほど値が早く安定します。 以上の事から土を測るときは水をやや少な目にして濃い状態で測る・・・とは言っても4倍程度までなら同じような値を示すから気にしなくても良いようです。 土のpHを測ってみました。 50ccの土に100ccの水を入れて10回ほどシェーク。 ここにpH計を入れて測りました(pH計はアルカリ側の計測後は精度が出にくいとのことなので、計測毎にお酢による水洗い実行)。 水を倍の200cc加えて測っても大差有りませんでしたので、今後も「土50cc+水100cc」で測っていこうと思います。 杉の木の下の腐葉土や、すぐ側の開墾した土は酸性が強いです。 石灰を入れた畑は中性に近くなってます。 ピートモスは新品の物と、畑に一ヶ月置いて雨ざらしになったのを測ってみました。 ピートモスはフワフワしてるので少し押しつけて50cc分にしました。 水を入れてすぐに測った場合と、1時間待ってから測った場合で顕著な差は無かったので、ピートモスを測る場合も畑の土を測る場合も「水を加えてすぐ測る」事で統一していこうと思います。 ・ 新品ピートモス pH3.8 ・ 一ヶ月雨ざらしピートモス pH4.4 「新品ピートモス pH3.8」良いですね。 このpH計で間違いなさそうです。 今後もpH計測は土50cc+水100cc、シェーク10回ですぐに測る事としました。
寿命が短い
購入して3年が過ぎました。 2年目頃にはエラーが出て測れなくなりました。 アタゴにQ&Aのページが出来たようで、そこを見たら「電極の寿命は半年から2年程」と書いてある。 交換電極が7千円、校正液が2本(酸性側だけを校正する場合)で3千円。 はい~。 これにてアタゴのDPH-1はお払い箱となりました。

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