ごく当たり前の「ただの菜っ葉」の水菜。
でもこう言うのが自作するとうまいんです。
パセリも作るとうまいけど、水菜も自作すると別の食いものです。

水菜のサラダ
普通は鍋料理で食べることが多いけど、サラダが想像外のおいしさ。
ただ自作したのじゃないと固いので、サラダで食べるのはキツイかもです。
自作したときはぜひサラダで食べてください。
※市販野菜はどうしても繊維が固いです。

水菜のサラダで御座るか?

そうなんだ。これがおいしいんだよ。
白菜のサラダや水菜のサラダは想像以上においしいよ。

白菜サラダと同じようにツナが合います。
ドレッシングはオリーブオイルとお酢で、シンプルな味を作ってください。
市販のドレッシングでは余計な味や香料が強烈で、水菜の良さを消してしまいます。
自作ドレッシングなら「繊細な日本の野菜」の「繊細な味や香り」を堪能できます。
※食べ物は何もかも自作する方向でお願いします。ジャンクフードに慣れた体がリセットされます。


種から作ります
水菜は直播きでも苗作りしてもどちらでもOKです。
とても簡単。
直播きで間引きから食べ始めるも良し、初期の間引きが面倒なら苗作りします。
畑との距離や、畑に行く頻度に応じて好きな方法を選んでください。
プランターや鉢でも勿論可能です。
どの方法でも問題無くおいしい水菜が出来ます。
なによりも「まずは自作してみる」ことが大事です。
春から秋までいつでも作れるので、家庭菜園にお薦めの野菜です。
※水菜って水ばっかりみたいですが、実は栄養がとても豊富なんです。
普通は株間5cm位で育てながら食べていきますが、株間を広くして一本立ちにすると、一株(一粒の種)でも直径20cm程の大きな塊になります。
一株で一回分のサラダには十分すぎる大きさまで育てることもできます。
自作の水菜は大きくしても固くならないので、ドンと大きく育てるのも面白いです。
苗作り
苗から作る方法です。
4月から10月まで種蒔きできます。
今回は10月に種蒔きしてます。
発芽:地温で20~30℃
生育:気温で15~25℃
中サイズのプラグトレイ(ポットでも構いません)の各マスに数粒づつ蒔きます。
発芽させるためにやや温度をあげてやります。
発芽さえしてしまえば、10月でも十分に育ちます。

10/14
4日ほどで発芽します。

少し寒いのでビニールで覆って保温してます。

10/19
本葉二枚になりました。
もう水菜の形をしてます。
下から根が出ないように、プラグトレイを持ち上げてます。

日向ぼっこ中のトカゲ。
寒くなってきたもんな。
定植
10/21
本葉二枚で定植しました。
普段使いの畑に植えるなら肥料は不要です(畑には前作の肥料が残っているものなので、あらためて肥料を入れる必要はありません)。
※「おいしさのためには肥料を少なく育てる」を基本にして下さい。
今回は少し早く育てたいので、ビニールトンネルを使います。

これだけあれば十分。
奥のトンネルは小カブ。

この小カブは9月の末に蒔いておいたもので、ちょっと蒔いておきさえすれば食べられるのが自家菜園の良さ。
間もなく収穫サイズになります。

小カブごとトンネルに入れました。
135cm幅のビニールマルチ使用。
暑くなりすぎないように穴を空けてます。
手前が水菜、奥が小カブ。

11/17
播種から40日経過。
かなり育ってきました。
時々間引いて食べてます。

こっちは小カブ。
葉っぱがおいしい!
収穫
収穫と言っても、水菜は一遍に収穫するわけじゃありません。
食べる分を畑から持ってくるだけで、無くなるまでずるずると収穫が続きます。

水菜は食べる分だけを中の方から間引きます。
こうすると残った水菜が大きい株になります。

サラダと水炊き用。
畑に残してあるのは、この倍ぐらいの大きさまで育ちます。

小カブも収穫しました。
小カブと言っても結構大きいです。
なんと言っても葉っぱがうまい。

収穫を手伝ってくれたミケとゴンズの親子。
お手伝いをどうもね。
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